今回は都内の恵比寿周辺の髪技理容師を探すべくmerry CRAFTSMAN’S FACTORYさんに取材を申し込んだところ代表である古嶋さんにお話を聞くことが出来た。早速古嶋氏の経歴とプロフィールをご紹介していこう。古嶋氏は理容・美容のダブルライセンスをお持ちで、老若男女問わずお客様のあらゆる要望に応えられるように様々な技術を取得されているそうだ。全方位に隙の無い古嶋氏がどのような過程で現在に至ったのかその真相に迫っていきたい。
Profile
Hayato Furushima (古嶋 隼人)
merry CRAFTSMAN’S FACTORY 代表取締役
理容師歴20年目
得意技術:ケアブリーチを使用したハイライト/バレイヤージュなどデザインカラー
得意スタイル: ナチュラル
こだわり:お客様の骨格・髪質に合わせた再現性の高いスタイル
趣味:バイク(Indian chief 1948)・キャンプ・キャンプ飯・スノボー・DIY
merry CRAFTSMAN’S FACTORYについて
恵比寿駅東口から徒歩3分の好立地。店舗の前が駐車場になっているはありがたい。
古嶋氏が代表を務めるmerry CRAFTSMAN’S FACTORYは2年程前に渋谷から恵比寿に移転されてきたそうだ。ビンテージ感の溢れる重厚な外観と、大きな窓で光を取り込む明るい店内とお店の造りからしてこだわりの匂いを感じて初めて訪れる方はワクワクが止まらないだろう。
店舗内のバーカウンターにて
扉を開けて中に入ると、目に飛び込んでくるのがバーカウンターだ。もちろん飲食店では無いので酒類の提供があるわけではないが、簡易的な待合スペースの店舗が多い中で、自分の予約を待つ際に当店のようなカウンターチェアに腰掛けて今日のヘアスタイルに思いを馳せながらテンションが上がってしまうのが男の子というものだろう。
明るく・広々とした開放感のある店内にバーバーチェアは3つ
これは筆者の個人的な感想でもあるが、最近は個室・半個室も人気だが当店のような作り込まれた趣のある店内は、サービスを受けている自分がまるで映画の主人公になったかの様な気分にさせてもらえるので大好きだ。バチッとおしゃれを決め込んで、理想のスタイルを実現した鏡に映る自分を見てさらにテンションが上がらない方がおかしいというものだろう。
さて、お店の雰囲気にテンションがあがりっぱなしではあるが、お店の簡単な紹介が済んだところで今回の主役である古嶋氏のインタビューを進めいこう。
merry CRAFTSMAN’S FACTORY 代表取締役 古嶋 隼人氏
理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まず古嶋さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
古嶋氏:高校卒業してから地元新潟の床屋に就職しました。資格は通信で取得してまずはそこで基礎を学んだという経緯ですね。その後美容の方にも興味があって、これも資格取るのに23歳で東京に来ることになって、そのままずっと東京にいるという流れですね。上京した当初は原宿で働いてました。
バーバーなび:独立はいつされたのですか?
27歳の時に独立して渋谷に出して、そこからなので12年になります。2年前に渋谷からここ恵比寿に移転して来ました。なのでもうこの業界で20年以上いますね。
理容業界への思い
バーバーなび:理容業界全体に対してはどのような思いや考えをお持ちですか?
古嶋氏:そうですね。今って理美容とSNSの組み合わせって大きな流れとしてあるじゃないですか?SNS自体はもちろん悪いものではないし、お店を知ってもらうという意味では有効なツールだと思うんですね。
ただ、やはり理容師の本質は最終的には技術なので写真やInstagramによる配信するテクニックを磨くだけでなく本質にこだわっていかなきゃいけないんじゃないかなと感じてます。
理容師・美容師目指す人って、自分の努力やセンスで成功したい思いがあるわけで、もちろん簡単に成功する訳じゃないですけど、どこまで行っても「技術」があるからその可能性があるわけで、可能性を広げていくためにも、とにかく技術にこだわっていく、僕自身もそういう気持ちだし、うちのスタッフにもその思いを伝えていますね。
名物のカウンターでインタビューに対応いただく古嶋氏。経営者でもある氏の言葉は深い。
髪技理容師としてのこだわり
バーバーなび:なるほど。深いですね。それではこだわりを教えてください。
古嶋氏:そうですね。一番は技術ということではあるんですけど、具体的な話で言えば「お客様の個性にどう向き合うか?」ってことかも知れませんね。
バーバーなび:お客様の個性とは?
古嶋氏:お客様って一人一人、骨格や髪質の違いがあるわけで、当然100人いれば100通りの悩みがあるわけですよ。なので自分に引き出しが少ないとその思いに応えられなくなりますよね?流行りだからと同じものだけを提案するんじゃなくて、一人一人のお客様に向き合っていくことで「お客様に合った似合わせ」をどう作るか?にはこだわってます。
バーバーなび:得意なメニューはありますか?
古嶋氏:正直な話、オールマイティにできる様に今までやって来たので「これが一番」というのは難しいですね。むしろ全て出来る様になっていかないとダメですからね。
お客様へのメッセージ
バーバーなび:どのようなお客様にお店に来て欲しいですか?
古嶋氏:ご自身のこだわりが強くて今のお店じゃ理想が叶わなかったなどの悩みを持っている方には一度相談に来てほしいというのはありますね。でも一番大きいのは長く付き合えるショップを探している方ですかね。というのも今メンズの中で「フェードカット」がトレンドなので推しのサロンさんも多いじゃないですか?なんですけど、時代の流れでトレンドやライフスタイルの変化で気分も変わってくると思うんですよね。なので僕たちもずっとアンテナ張って進化して、その時のニーズに対応出来る様に日々技術を磨いています。そういう意味で長く付き合ってくれるお店を探している方には全力でお応え出来るかな?と考えています。
お客様一人一人に向き合うこと。技術の引き出しはあらゆるこだわりに対応できそうだ。
未来の理容師に向けたメッセージ
バーバーなび:理容師を目指す若者に向けたメッセージもお願いできますか?
古嶋氏:趣味・好きなものを見つけろってことですかね。趣味を仕事にするというのも間違いではないんですけど、やはりやりたいことがあるから仕事も頑張れる。技術を磨こうというマインドも生まれる。結果として仕事での成功にもつながるという循環が生まれると考えています。ずっと出来る仕事だと思うので、やめるやめないは自分のさじ加減でなんとでもなるけどせっかく理容師目指すなら、やりきらないと勿体無いですよね。
最後に
バーバーなび:本日はお忙しい中取材のご協力いただきありがとうございました。最後にお店からおすすめのメニューと作例を紹介してもらえますか?
古嶋氏:はい。こちらこそありがとうございました。
髪技理容師おすすめメニューカット 7,000円(税込)
モデル写真提供:merry CRAFTSMAN’S FACTORY
髪技理容師おすすめメニューカット 7,000円(税込)
モデル写真提供:merry CRAFTSMAN’S FACTORY
高く積まれた古着はいつかショップの展開も視野に入れてということだ。古嶋氏の今後の展開も楽しみだ。
さていかがでしたか?取材では古嶋氏の20年の理容師としてのキャリアはもちろん、経営者としての深い考察も含めて懐の深い人物であることを感じる事ができた。「技術」というワードが非常に目立ちこだわりを持たれているだけでなく、その思いが沢山詰まったショップなのでこだわりを持たれている方は是非足を運んで見てはいかがだろうか?
店舗基本情報
店舗名 | merry CRAFTSMAN’S FACTORY |
住所 | 東京都渋谷区恵比寿1丁目15−4 三木ビル 1F |
電話番号 | 03-6277-1131 |
営業時間 平日 | 12:00~21:00 |
営業時間 日・祝 | 11:00~20:00 |
定休日 | なし |
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