
今回は東青梅・福生エリアで髪技理容師に出会うためリサーチをしていたところ、シェービングと頭とお顔ほぐし Hana 花さんを見つけたので取材を申し込むと松村 亮真さんがインタビューを快諾してくださった。松村氏は理容師歴3年、若手世代として、理容の新しい価値を発信していくことにも意識を向けている理容師だ。
Profile
Ryoma Matsumura (松村 亮真)
シェービングと頭とお顔ほぐし Hana 花
理容師歴:3年
出身校:アポロ美容理容専門学校
出身地:東京都
得意技術:シェービング
こだわり:リラックスと美
趣味:ゲーム・アニメ・映画鑑賞
シェービングと頭とお顔ほぐし Hana 花 について

サロンへの道順を案内する。東青梅駅の改札を出て右へ(北口)、階段を下りてそのまま道なりに進む。左手にファミリーマートが見えたら、そのまま直進。右手にネイルサロンが入ったグレーのビルがあり、その2階が目的地だ。

当サロンは、白を基調とした清潔感のある空間にやわらかな照明が差し込む、落ち着いた雰囲気のサロンだ。シェービングとお顔ほぐしは、一つひとつの手技が丁寧で、肌も心も解きほぐされていくような心地よさがある。月に一度、自分へのご褒美として来店される方も多く、最後には、頭を眠りへと誘うリズムで痛気持ちよくほぐしてくれると、多くの口コミが寄せられている。
お店の簡単な紹介が済んだところで早速、松村氏のインタビューを進めていこう。

シェービングと頭とお顔ほぐし Hana 花 松村 亮真氏
理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まずは松村さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
松村氏:よろしくお願いします。もともと工業高校に通っていたので、そのまま製造業や工場に就職するものだと思っており、理容業界に対する関心はほとんどありませんでした。しかし、あるとき母から理容学校への進学を勧められたことをきっかけに、ふと祖母が美容師として働いていた姿を思い出しました。当時感じていた「なんだか楽しそうだな」という印象が重なり、興味が芽生えました。実際に理容学校へ見学に行った際、人の頭に触れたり、会話を通じた接客の仕事を体験してみて、「これは自分に合っているかもしれない」と感じました。技術を磨き、それをお客様に提供するという働き方にも魅力を感じ、この道に進んでみようと思うようになりました。昔から理容師を志していたわけではありませんが、体験を通じて自然と関心が深まったという流れです。
バーバーなび:高校在学中に、お母様からのひとことが転機になったのですね。
松村氏:はい。最初は、母の提案で「とりあえず見学に行ってみようかな」と軽い気持ちだったのですが、実際に学校に足を運んでみたら、雰囲気や授業の内容が自分にしっくりきました。「ここなら本気で取り組めそうだ」と思えて、挑戦することを決めました。最初はカットやカラーの基礎を学びながらのスタートでしたが、今はこうしてシェービングに特化したサロンで経験を積んでいます。

理容業界への思い
バーバーなび:理容業界全体に対してどのような思いや考えをお持ちですか?
松村氏:専門学校時代から感じていたことですが、理容は美容に比べて志す人が少なく、世間的にも「昔ながらの床屋」というイメージが根強いように思います。例えば、「おじいちゃんが一人でやっているお店」といった印象を持たれている方も多く、実際に友人からも「床屋でしょ?」と言われてしまうことがあり、悔しいと感じることもあります。最近では、海外のバーバースタイルが注目されるようになり、若い世代の間でも理容が少しずつ身近な存在になりつつありますが、まだまだ発展の余地があると考えています。美容業界と同じくらい、「おしゃれになれる場所」として認知されるよう、理容の価値をもっと高めていきたいです。また、理容ならではのシェービングの気持ちよさや、細部にわたる技術の精度の高さも、多くの方に体験していただきたいと思っています。
バーバーなび:そうした思いを踏まえて、今後取り組んでいきたいことはありますか?
松村氏:現在はレディースシェービングを中心に行っていますが、最近ではメンズメニューも取り入れ始めました。理容に対する認知をさらに広げるため、SNSでの情報発信にも力を入れていきたいと考えています。地域のお客様に向けては、店頭にポスターを掲示したり、ポスティングを行うなど、地道な宣伝活動も行っています。一方で、遠方の方にはSNSを通じて魅力を届けることも大切だと思っており、実際に足を運んでくださったお客様には、シェービングの良さを直接感じていただけるような接客を心がけています。
バーバーなび:WEBでの情報発信にも取り組まれているのですね。

髪技理容師としてのこだわり
バーバーなび:それではこだわりを教えてください。
松村氏:ご来店されるお客様は、40代・50代のレディース世代、いわゆる母と同じくらいの年代の方が多いです。そのため、中には「若い男性に施術されるのは少し抵抗がある」と感じられる方もいらっしゃいます。そうした方に対しては、無理に距離を縮めようとはせず、自然な距離感を保つことを大切にしています。実際の施術においても、若者言葉を使わないよう気をつけるなど、言葉遣いや態度には常に配慮しています。一方で、中には「息子と同じくらいの年齢ね」と親しみを持って接してくださる方もいらっしゃいますので、そうしたお客様には少し無邪気な一面を見せながら、リラックスした雰囲気を大切にしています。結果として、自分らしさを大きく変えずに、自然体のまま接客している部分も多いかもしれません。あまり気負いすぎると、こちらが緊張してしまい、それがお客様にも伝わってしまう可能性があると考えているからです。
バーバーなび:ちょっとした意識の違いが、お客様の安心感や満足度にもつながっており、松村さんならではの強みですね。

お客様へのメッセージ
バーバーなび:どのようなお客様にお店に来て欲しいですか?
松村氏:当サロンでは、シェービングとお顔のマッサージを中心に施術を行っています。ですので、癒しを求めている方や、日頃のお疲れをリセットしたい方、そして美しさを追求されている方に、ぜひ足を運んでいただければと思います。「きれいになりたい」という気持ちと、「日常の疲れをほぐしてほしい」という想いの両方に応えたいというのが、サロンとしての目指すところでもあります。男性のお客様の中には、眉のスタイリングを目的にご来店される方も多くいらっしゃいます。最近では、男性の美意識も少しずつ高まってきていると感じており、「気になってはいるけれど、なかなか一歩を踏み出せない」という方も少なくないと思います。そういった方にも気軽にご来店いただけるよう、入りやすい雰囲気づくりを大切にしています。
バーバーなび:気になってはいても、なかなか踏み出せないという方も多いと思います。そんな方でも立ち寄れるような空気感のあるサロンは、とても素敵ですね。

未来の理容師に向けたメッセージ
バーバーなび:理容師を目指す若者に向けたメッセージをお願いできますか。
松村氏:理容師としてのキャリアは、ほとんどの方がアシスタントからのスタートになると思います。最初は覚えることも多く、時には辛いと感じる場面もあるかもしれません。僕自身、ここまで来る過程では悩んだり、挫折しかけた経験もあります。実際に、途中で離れていく人の姿も見てきました。それでも続けてこられたのは、「この技術をお客様に届けたい」という思いがあったからです。理容師には、美容師にはできない“シェービング”という大きな強みがあります。さらに、床屋ならではの繊細な技術や文化も、私たちの手で守り、発信していくべき価値のあるものだと感じています。世間ではまだ、古い・昭和っぽいといったイメージを持たれることもありますが、だからこそ理容業界を、より柔軟で可能性のある場所へと少しずつ変えていくために、同じ時代を生きる一人として共に考え、行動していけたらと思います。
バーバーなび:素敵なメッセージをありがとうございました。

最後に
バーバーなび:本日はお忙しい中取材のご協力いただきありがとうございました。最後に松村さんおすすめのメニューを紹介してもらえますか?
松村氏:はい。こちらこそありがとうございました。おすすめのメニューをご紹介します。
髪技理容師おすすめメニュー確認中

写真提供:シェービングと頭とお顔ほぐし Hana 花
髪技理容師おすすめメニュー確認中

写真提供:シェービングと頭とお顔ほぐし Hana 花
髪技理容師おすすめメニュー確認中

写真提供:シェービングと頭とお顔ほぐし Hana 花
店舗基本情報
| 店舗名 | シェービングと頭とお顔ほぐし Hana 花 |
| 住所 | 東京都青梅市東青梅2-15-10AKハイツ201 |
| 営業時間・定休日 | 9時~22時(最終受付は20時30分) 定休日:不定休 |
| 最寄駅沿線 | JR青梅線 |
| 最寄駅 | 東青梅駅・福生駅 |
| 電話番号 | 090-8737-5422 |
| ホームページ | https://www.instagram.com/okaohogushi_shaving_salon |
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