THE BARBER STYLE MAGAZINE
2025.10.11

髪型ひとつで、印象は大きく変わります。
なかでも「クラシックスタイル」と呼ばれる七三分けやオールバックは、
清潔感と大人の色気を両立できる、永遠の定番ヘア。
この記事では、その基本的な作り方から髪質別のアレンジ、
そしてスタイリングを支える「ポマード」の選び方までを、理容のプロの視点でわかりやすく紹介します。
休日に少しだけ背筋を伸ばしたいとき、ぜひ挑戦してみてください。
「クラシックスタイル」とは、長年愛され続ける伝統的なメンズヘア。
七三分けやオールバック、サイドを短く整えた端正なスタイルなど、
時代が変わっても色あせない魅力を持っています。
特徴は以下の通りです。
いつ見ても上品で、どんな場面にもマッチする万能スタイルです。
クラシックスタイルの代表といえば、やはり「七三スタイル」。
きっちりした印象ながら、アレンジ次第で柔らかさも出せる奥深いスタイルです。
基本の作り方
① 髪を軽く湿らせ、黒目の外側あたりから頭頂部へコームを通して分け目を作ります。
② サイドはドライヤーで押さえながらタイトに整え、トップは根元から風を当てて立ち上げます。
③ ポマードを少量手に取り、全体に均一になじませたら、コームでラインを整えて完成。
ツヤと立体感を意識することで、上品なクラシックスタイルが完成します。
額を出すことで大人の色気と自信を感じさせる「オールバック」。
清潔感とスタイリッシュさを両立できる万能スタイルです。
基本の作り方
髪を濡らして根元から後ろへ立ち上げ、ドライヤーで流れを作ります。
サイドは耳の後ろに沿うようにタイトに抑え、全体にポマードを均一に馴染ませましょう。
コームで流れを整え、ツヤとホールド感を出すのがポイントです。
七三やオールバックを美しく仕上げるために欠かせないのが「ポマード」。
種類によってツヤやキープ力が異なるため、自分の好みに合ったタイプを選ぶことが大切です。
使い方のコツ:
・少量ずつ使う。
・手のひらで温めて均一に伸ばす。
・根元から毛先までムラなく馴染ませる。
・コームで整えて美しいラインを作る。
自然なツヤとホールド感を意識すれば、仕上がりがぐっと洗練されます。
「クラシックスタイル」といっても、似合う形は人それぞれ。
年代や髪質、顔型に合わせたアレンジで、自分に合うスタイルを見つけましょう。
髪質や骨格に合わせて微調整するだけで、クラシックはより洗練された印象に変わります。
理容室では、髪質やクセに合わせた最適なセット方法も教えてもらえるので、ぜひ相談してみましょう。
七三やオールバックといったクラシックスタイルは、シンプルながら計算された美しさがあります。
髪型を整えるだけで、印象は驚くほど変わるもの。
ポマードやコームを上手に使いこなし、自分に合う形を見つけてみてください。
理容室では、髪質やライフスタイルに合わせた最適なアレンジを提案してもらえます。
“休日にキメる”そのひと手間が、きっと新しい自分に出会うきっかけになるはずです。
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