肌寒い日が増えてくる秋冬シーズン。「ちょっと喉が痛い」「体がだるい…」そんな時でも、予約していた理容室に行きたいと思うことは少なくありません。
ただし、その体調不良のサインを見逃すと、自分だけでなく周囲にも影響を与える可能性があります。
バーバーなび編集部では、理容師さんの現場の声も踏まえながら、「風邪っぽい時はどうすべきか?」をわかりやすく整理しました。
「風邪っぽい」はどこから?— キャンセル判断の目安
「風邪気味」の感じ方は人それぞれですが、下記のような症状がある場合は、来店を控えるのが安心です。
- 発熱(微熱でも普段より高ければ要注意)
- 咳やくしゃみが頻繁に出る
- 喉の痛みが強い
- 倦怠感(だるさ)が強く座っているのもつらい
- 味覚・嗅覚の異常を感じる
- 「なんかおかしい」と直感的に感じる
少しでも不安がある時は、無理をせずキャンセルを選びましょう。
理容室の本音:この状態はご来店を控えてほしい
編集部が取材した理容師さんたちの多くが口を揃えて言うのは、「無理せず元気になってから来てほしい」という言葉です。
キャンセルは迷惑ではなく、むしろお客様と周囲を思いやるスマートな判断です。
- 37.5℃以上の発熱や明らかな体温上昇
- 咳・鼻水・くしゃみが止まらない
- 強い倦怠感・ふらつき
理容師さんとの距離は近く、施術時間も長いため、体調不良のまま来店すると感染リスクが高まります。
健康と安心のためにも、無理は禁物です。
キャンセルの伝え方:スマートな基本形
いつまでに連絡すべき?
- 前日まで: ベストなタイミング。予約枠の調整がしやすくなります。
- 当日でもOK: 体調は急に変わるもの。できるだけ早い時間に連絡しましょう。
どう伝える?
- 電話: 一番確実で、直接伝える安心感があります。
- 予約システム・メール: 営業時間外など、電話が難しい場合に有効。
伝える内容
- 予約日時(例:○月○日 ○時)
- 氏名(フルネーム)
- 理由(例:「体調不良のためキャンセルをお願いしたい」)
お店も「健康を優先してほしい」と考えています。
理容室の「見えない努力」— 安心して過ごせるために
- 器具の消毒(紫外線・アルコール・薬液)
- 椅子や設備の都度清掃
- 定期的な換気と空気清浄
- スタッフの体調管理・検温・マスク着用
- お客様の手指消毒・マスク着用のお願い
こうした対策はすべて、「安心して理容時間を楽しんでもらうための見えないおもてなし」です。
来店前のセルフチェックリスト
- 体温測定をして平熱である
- 咳や喉の痛みがない
- マスクを持参している
- お店の感染症対策を事前に確認した
- 希望の髪型を写真などで準備した
よくある質問(Q&A)
- Q1. キャンセル料はかかる?
A. 体調不良によるキャンセルでは、ほとんどの理容室で料金は発生しません。 - Q2. 当日キャンセルは迷惑?
A. 急な体調不良であれば仕方ありません。無理して来店される方が、かえって心配という声もあります。 - Q3. 熱が下がったら行っていい?
A. 体力が回復してからの来店がおすすめです。数日様子を見て、万全な状態で予約を入れましょう。 - Q4. 症状がなくてもマスクは必要?
A. 秋冬は感染リスクが高まるため、マスク着用を推奨しています。相互の安心のためにご協力を。 - Q5. 予約の変更はできる?
A. もちろん可能です。早めに連絡することでスムーズな再予約ができます。
まとめ:また元気な顔でお会いしましょう
今回のテーマで何より大切なのは、「体調を最優先にすること」です。
体調が優れない時は、無理をせずキャンセルや日程変更を。
理容師さんにとって何より嬉しいのは、元気な笑顔で再びご来店いただけることです。
無理せず整えて、また理容室でリフレッシュしましょう。
✏️ バーバーなび編集部より
キャンセルは“気遣いの証”。
体調を整えてからの来店が、理容師さんにとっても一番の喜びです。
また元気な笑顔でお会いできる日を、私たちも楽しみにしています。
