THE BARBER STYLE MAGAZINE
2025.10.20

外出が難しい方のもとへ理容師さんが出向き、自宅や施設でカットやシェービングを行う「訪問理容」。
近年では、介護を受けている方や小さなお子さんがいる家庭など、さまざまなライフスタイルの中で支持を集めています。
「お店じゃなくても大丈夫?」と心配される方もいますが、理容師さんは携帯式の道具を整え、髪の毛が散らばらない工夫やシャンプー対応まで万全の体制で訪問しています。
まさに“あなたの家が理容室になる”――そんな新しいサービスなのです。
理容室の枠を越え、街へと出る理容師さんたち。その背景には「お客様への想い」「働き方の多様化」「地域への貢献」という3つの理由があります。
訪問理容は、高齢者や障がいをお持ちの方、病気療養中の方、小さなお子さんを抱えるご家庭など、外出が難しい方が対象です。 利用者の年齢や髪質、ライフスタイルに合わせた提案もでき、短時間で整う清潔感のあるスタイルや、ふんわりと自然に仕上げるスタイルなど、理容室と同等の仕上がりが期待できます。
「自分にも頼めるかな?」と思ったら、まずは地域の理容室や福祉窓口を検索してみましょう。
「訪問理容」「出張カット」+地域名で探すと、多くの理容師さんが活動されています。
福祉理容師など専門資格を持つ方も増えており、初回はカウンセリングや相談も可能です。
ご家族やケアマネージャーと一緒に検討するのもおすすめです。
「訪問理容」は、外出が難しい方の“髪を整えたい”という想いを叶えるだけでなく、理容師さん自身にも新たなやりがいをもたらし、地域社会との温かなつながりを生み出しています。 ヘアケアをあきらめる必要はありません。理容師さんの確かな技術と心配りが、あなたの毎日をもっと豊かにしてくれるはずです。 ぜひお近くの訪問理容サービスをチェックして、安心で快適な新しいヘアケアの形を体験してみてください。
✏️ バーバーなび編集部より
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