THE BARBER STYLE MAGAZINE
2025.10.23

鏡の中でふと見つけた一本の白髪。「もう来たか…」と少しだけ胸がざわつく瞬間。ですが白髪は、決してマイナスだけではありません。選び方次第で「清潔感」「落ち着き」「色気」に変わります。
本稿では、理容室を利用するあなたに向けて、理容師さん目線で“無理のない始め方”と“続けやすい選び方”を案内します。
答え:あなたが「気になって対処したい」と感じた瞬間が始めどき。
放置も選択肢。ただし「清潔感」は髪型や整え方で大きく変わります。迷ったら“軽めに試す”が安全。
最短ルート:「まずは白髪ぼかしで様子見」→「必要に応じてカラーへ」or「そのままグレイ移行」を検討。
移行中の工夫:サイドを短く整える/一時的に白髪ぼかしを併用して境目をなだらかに。
ゼロ負担ではありませんが、理容室では前後処理や薬剤選定でダメージを最小化します。ホームでは保湿・紫外線・熱対策をルーティン化しましょう。
ぼかしはグレーを入れてコントラストを和らげる“自然演出”。染めは白髪をしっかりカバーし“若々しさ”を前面に。維持頻度・見え方が異なります。
サイド短めの設計や一時的なぼかし併用で滑らかにできます。移行設計は理容師さんの得意分野、気軽に相談を。
薬剤の当て方・配合のきめ細かさ・均一性・ダメージコントロール。仕上がりの自然さと安心感に差が出ます。
推奨しません。毛根・頭皮ダメージにつながる恐れ。気になる箇所は根元カットか施術で対応を。
ありません。軽めのぼかしやケア習慣から始めれば、将来の選択肢が広がります。
白髪ケアは「年齢」ではなく「あなたの気持ち」から始まります。
しっかり隠すなら白髪染め、自然に馴染ませるなら白髪ぼかし、個性を活かすならグレイヘア。どれを選んでも、鍵は清潔感設計(カット・質感・ケア)です。
まずは理容師さんに相談して、維持のしやすさ・予算・似合わせのバランスを一緒にデザインしましょう。
白髪は弱点ではなく、味方にできる“素材”。等身大の清潔感で、あなたの魅力を一段引き上げていきましょう。
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