THE BARBER STYLE MAGAZINE
2025.10.23

秋は空気が乾き、夏に受けた紫外線や汗・皮脂の影響が一気に表面化。水分が抜けやすい環境+バリア機能低下が重なり、かゆみ・フケ・つっぱり感が出やすくなります。
乾燥を放置するとヘアスタイルのキープ力も低下。まずは「守る(保湿)」を最優先に。
プロの目安:お湯は約38℃、ドライヤーは頭皮から15cm以上離して、根元から素早く。
「スースー系」は爽快だが、乾燥期は刺激に感じることも。症状が強い日は控えめに。
仕上げの乾かし:温風で根元8割→冷風で地肌をクールダウン。水分を抱え込ませてキュッとキープ。
目安:2週間続けると「かゆみ・粉っぽさ・つっぱり感」の変化が見えます。
頭皮用は軽い処方が主流。分け目ごとに少量を塗布し、頭皮にだけなじませればベタつきは最小限。夜ケア→朝軽くブローでもOK。
まずはヒアルロン酸・セラミド・グリセリン等の保湿。症状が強い日はグリチルリチン酸2K(抗炎症)配合が安心。清涼感は控えめに。
体質と生活次第。汗・皮脂が多い日は毎日でOK。ただしやさしく洗ってしっかり保湿が大前提。強洗浄で毎日はNG。
血行促進・リラックスに有効。指の腹で1〜2分、痛みが出ない圧で。炎症がある日は刺激を避け、鎮静を優先。
直接の即効薬ではないものの、たんぱく質/ビタミンB群・C・E/亜鉛の不足は乾燥悪化の一因。バランス改善で土台から安定します。
配合濃度・処方の緻密さ・カウンセリング前提かが違い。自己判断で合わない物を試すより、理容師さんの診断付きで選ぶ方が近道です。
秋のかゆみ・フケは乾燥+バリア低下が主因。だからこそ、やさしい洗浄と「足りない分を補う保湿」が最短ルートです。
シャンプーの見直し・頭皮保湿の追加・生活習慣の微調整をセットで続ければ、スタイルの持ち・ツヤ・ボリューム感まで好循環に。
迷ったら理容室で頭皮チェックから。プロのヘッドスパとホームケアの二刀流で、この秋はかゆみ知らずの快適な頭皮へ。
清潔感もスタイリング再現性も、一段と上がります。
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