秋の行楽デートは、ヘアで差がつく。
紅葉やドライブ、食べ歩き。秋のお出かけは写真に残るシーンが多いからこそ、第一印象を整える「髪」は最重要。
ここでは、清潔感とこなれ感を両立したカップル向けメンズヘアを、理容師目線でやさしく解説します。
カップルお出かけのキーワードは「清潔感 × こなれ感」
かっちりしすぎず、崩れすぎない。その中庸が秋デートの正解。以下の3スタイルはTPOを選ばず外しません。
1)クラシックショート(大人の余裕)
特徴: サイドをタイトに、トップは流せる長さを残し上品に。
スタイリング: タオルドライ → ポマード/グリースを少量、根元から全体に。コームで整え、完璧に固めず少しラフに。
効果: どのシーンでも好印象。写真写りも安定。
2)ゆるパーマスタイル(無造作こなれ)
特徴: ゆるいウェーブで柔らかい動き。細毛のボリュームUPにも。
スタイリング: タオルドライ → ムース/ヘアミルクを毛先中心に揉み込む。自然乾燥〜弱風仕上げで質感キープ。
効果: 力みのないオシャレ感で、距離が縮まる。
3)ツーブロック × アップバング(爽やかアクティブ)
特徴: サイドを刈り上げ、トップに長さ。前髪は上げて視界と表情を明るく。
スタイリング: 根元を立ち上げるようにドライ → ハードワックス/ジェルを少量で輪郭をキープ。
効果: 屋外デートや写真での抜け感が映える。
似合わせガイド:年代・髪質・顔型で最適解
年代別
20代: ツーブロックに軽いパーマで遊び心を。
30代: クラシックショート+サイドパートで上質に。
40代以上: 短めのクラシックショートに自然なボリューム。グレイヘアも潔く。
髪質別
直毛: 動きが出にくいのでゆるパーマが有効。
くせ毛: くせを活かす設計+保湿系バームで広がりコントロール。
細毛: トップ長め&根元ドライ。軽質ワックスやムースを選択。
硬毛: サイドは短くタイトに。強ホールドで輪郭を締める。
顔型別
丸顔: サイドは締めてトップ高め(縦ライン意識)。
面長: ローフェード/前髪は下ろし気味で長さを中和。
逆三角形: ハチを抑え、トップ—後頭部に丸みでバランス。
スタイリングとケア:今日からできる要点だけ
3ステップの朝ルーティン
- タオルドライ: 余分な水分をしっかり取る。
- 根元ドライ: 形は乾く時に決まる。根元から方向づけ。
- 剤は“少量ずつ”: 手のひらで透明になるまで伸ばし、根元→毛先→全体の順。
秋に効くスタイリング剤
- ヘアバーム: 乾燥季の潤い+自然なまとまり。
- 水溶性ポマード: ツヤとホールドで上品に。洗い落ち◎
- グリース: ウェット感で“今っぽさ”。
長持ちのコツ
写真に残る日の前夜は、頭皮マッサージ+洗い流さないトリートメントでベース作り。朝は根元ドライ8割で勝負。
ネクストアクション
- 担当の理容師さんに「秋デートで褒められる髪」をテーマに相談。
- ポマード/バームなど剤の見直しを一緒に決める。
- 本番前に1回スタイリング練習。根元ドライの角度を体で覚える。
よくある質問(FAQ)
スタイリング剤は複数あった方がいい?
朝のセットが決まりません。コツは?
ボリュームが減ってきた…おしゃれは可能?
仕事はカッチリ、休日はラフに切り替えたい。
バーバーなび編集部より
秋は理容師さんの提案力が光る季節。清潔感と質感づくりを味方に、写真にも残る“褒められヘア”でデートを楽しんでください。
迷ったら「秋の行楽に合う髪を」とひと言。理容師さんがあなたの魅力を引き出す最短ルートを組んでくれます。
