Luxury BARBER kaming武蔵関店 三嶋 秀宜

今回は武蔵関で髪技理容師がいないか調査を進めていたところ、Luxury BARBER kaming武蔵関店さんを見つけた。取材を申し込むと三嶋さんがインタビューに応じて下さったのでここでご紹介させていただこう。三嶋氏は理容師歴4年の、田中トシオ師匠を尊敬し、お客様の一番を叶えようしているストイックな髪技理容師だ。

Luxury BARBER kaming武蔵関店

三嶋 秀宜

理容師歴:4年
出身校:中央理容美容専門学校
出身地:東京都
得意技術:セ二ングカット
得意スタイル:メンズスタイル
こだわり:技術や空間など、すべての時にお客様の一番になるべく近づけること、老若男女幅広くカットできるようにすること
趣味:運動すること、ランニング、筋トレボクシング

サロン紹介

まずはサロンへの道順を案内しよう。ここは駅からとても近いサロンで、なんと武蔵関駅の駅ビルの中、2階にある。駅ビルの外へ出てしまうお客様もいらっしゃるそうで、迷った時は連絡をしてくれれば改札まで迎えに行くとのことだった。

カジュアルでとても入りやすい雰囲気があり、一部の壁は本棚の模様になっていたり、少しクラシックな要素も散りばめられているので落ち着く空間が広がっている。 お店の簡単な紹介が済んだところで早速、三嶋氏のインタビューを進めていくとしよう。

理容師を目指したきっかけ

バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まず三嶋さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。

三嶋氏:僕は、実家が理容室なのですが、以前は理容師に全く興味がなく、理容師をやりたいと思ったことも一度もなかったです。しかし今の髪ingの名誉会長である田中トシオ先生のお話を聞いて理容師になりたいなと思いました。

母も髪ingの卒業生なのですが、母が体調を崩して働けない時に、その田中先生に沢山助けて頂いたことがあります。お礼を伝えにいった時に漢気良く、机上に振舞ってくれて、そんな姿をみて田中先生の元で働きたいなと思いました。先生から聞いたお話の中では、「理容師は直接ありがとうと言ってお金を貰えるすごく価値のある仕事。お客様と一緒に歳をとっていける仕事だ。もし困るようなことがあればすぐうち(髪ing)に来ていいからね」と言う言葉が心に残っています。お話を聞いた僕は当時中学3年生だったので、先生に髪ingに入るためにはどうすれば良いかを先生に聞き、高校に行き、卒業したあとは先生に紹介して頂いた中央理美容専門学校に行きました。

その後は、仕事に対する思いや理容師の仕事内容などよく聞いて、髪ingの理容師になることを決めましたね。先生は従業員のことを家族と呼んでいるんです。髪ingを卒業したとしても家族には変わらないから助けると仰っていて、僕はその先生の家族になったり、少しでも恩を返したいなと思ってこのサロンに就職しました。

理容業界への思い

バーバーなび:理容業界全体に対してはどのような思いや考えをお持ちですか?

三嶋氏:理容師業界に対しては、今は組合や制度もしっかりしていますし、理容師業界自体を盛り上げていこうとしていたり、活気があって素敵だなと思っています。また、現在は免許がないと行けなかったり、何をするのかよく分からなかったりなど、色々な壁があると思うのですが、今後はもう少しフレンドリーで踏み込みやすい仕事になればいいなと思っています。そして、憧れられる職業と言うよりは、「人を幸せにするならこの仕事」というイメージの仕事になってくれればいいなと思います。

バーバーなび:今のサロンの課題やこれからやりたいことなどがあれば教えて頂きたいです。

三嶋氏:丁度先日、脱毛器を導入したので、ただ髪を切るサロンというだけでなく、メンズ美容にも特化したサロンにしていきたいと思っています。そして、会社とReFaさんが提携することにもなりましたので、男性もオシャレをして美容に関心を深めて行けるような取り組みをやっていけたらいいなと思っています。

髪技理容師としてのこだわり

バーバーなび:ありがとうございます。それではこだわりを教えてください。

三嶋氏:僕はヘアスタイルや空間、サービスなど全てにおいて、お客様の一番を叶えてあげられるようにするということをモットーにしています。技術に関しては幅広く老若男女を全員カットできるようなヘアスタイルということを心がけていて、流行りのトレンドや旧型のスタイルも取り入れてやって行けたらと思って仕事をしています。

お客様へのメッセージ

バーバーなび:どのようなお客様にお店に来て欲しいですか?

三嶋氏:僕としては、「kamingに来たい」と思っているお客様なら全員ウェルカムです。僕ら理容室で働いているスタッフはお客様の幸せで生きていくことが出来ていると思っているので、やはり「kamingに来たい」と思っているお客様に来て頂きたいですし、飽くまでも僕らはサポートでありお客様にスポットライトが当たる仕事なので、お客様に主役として来て頂きたいです。そして、老若男女すべてのお客様の一番を叶えたいという思いでやっているので、ヘアスタイル、リラクゼーション、滞在時間、ヘアケア、アフターケアなどに関して全て最高レベルに上げて、来てよかったと思って貰えるような幸せな時間を提供できるように成長し続けていきたいと思っています。

バーバーなび:お店には幅広い年齢層のお客様がいらっしゃいますか?

三嶋氏:そうですね。年齢としては30代から60代のお客様が基本的には多いのですが、1番下だと4歳くらいの方から80代、90代の方までカットをしに来てくださいます。また、駅から近いのと、昔はユニセックスなサロンだったので女性のお客様も来てくださいますね。結構地域に根付いており、お客様との距離も近いので、街で歩いている時にばったり会って挨拶をしたりすることもあります(笑)

未来の理容師に向けたメッセージ

バーバーなび:理容師を目指す若者に向けたメッセージもお願いできますか?

三嶋氏:4年間この仕事をやってきた中で、この仕事自体すごく特殊なスキルが必要な仕事だと思っていて、技術力と接客力の両方が揃っていて一流のサービスを提供できる職人でないといけないと思うので、すごく希少価値の高い仕事だと思うんです。でも、そこまで行くのに色々な悩みが出てくると思いますが、それを乗り越えてスタッフやお客様に感謝されて自分の価値が認められる時が絶対に来ると思いますし、その時に本当にやってて良かったと心から思えると思うので、今は大切な2年間を有意義な準備期間として過ごして頂きたいです。また、この仕事はお客様のことを一生担当し続ける仕事なので、やってて楽しいですしやりがいもありますので、紆余曲折して後悔しないサロンワークをして、幸せになって欲しいと思います。

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