CHROM TOKYO THE BARBER 新宿店  佐々木 康介

今回は新宿駅で髪技理容師を調査していたところ、CHROM TOKYO THE BARBER新宿店を見つけたのでアプローチした。取材を申し込むと佐々木さんが快くインタビューを承諾して下さったのでお話を伺ってきた。佐々木氏は理容師歴 11年、かっこよく変わりたいお客様を全力でサポートしたいと熱い思いを持つ髪技理容師だ。

CHROM TOKYO THE BARBER新宿店 

佐々木 康介

理容師歴:11年
出身校:湘南ビューティーカレッジ
出身地:秋田県
得意技術:フェードカット
得意スタイル:フェードカット、ショートスタイル
こだわり:お客様が希望したヘアスタイルを再現すること
趣味:筋トレ

サロン紹介

まずはサロンへの道順を案内しよう。JR新宿駅の南口を背に目の前の甲州街道を真っ直ぐ右手側の歩道約徒歩5分ほど進むと赤い看板のACCEAのビルが見えてくる。お目当てのサロンはそのビルの地下1階だ。

シンプルでカジュアルな内装であり、かつスタイリッシュさも洗練されているCHROM TOKYO THE BARBERならではの雰囲気が漂う店内となっている。 お店の簡単な紹介が済んだところで早速佐々木氏のインタビューを進めていくとしよう。

理容師を目指したきっかけ

バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まず佐々木さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。

佐々木氏:僕は最初やりたいことがあまりなくて、唯一やっていて楽しいなと思っていたのがバンドで、本当はバンドや音楽に関わる仕事がしたいなと思っていました。特にギターをやっていたので、ギターに関わる仕事がいいなと思ったんですけど、専門学校などについて色々調べていくうちに、料金的に高かったり成功するのは一握りという事実、そして工場などであれこれ作るような仕事は違うなと思ってて。もっと自分にしかできないようなクリエイティブなことをしたいなと感じ、この理容師の仕事が純粋にかっこよさそうでいいなという感覚でやり始めました。そして気づいたらもう10年以上やってたっていうところですかね。

バーバーなび:そうなんですね。色々な職種を自分自身でイメージした中で、理容師という道を選択されたんですね。他にもきっかけになった出来事はあったのですか?

佐々木氏:実はきっかけは3つぐらいあってその中の1つがそれです。2つ目のきっかけはインターンシップで入ったサロンの裏のバックヤードに売り上げ表のようなものがあって、80万や100万などと書いてあったんです。でもそれを僕はお給料だと勘違いしてこんなに稼げるんだと思ってしまって。後で考えたらそれは売り上げだったんですけどね。最後のきっかけは当時好きな人がこの仕事をやっていて、俺もこの仕事やったら付き合えるんじゃないかと思ってやりました(笑)その子がいなかったらこの仕事してなかったかもしれないですね。

理容業界への思い

バーバーなび:理容業界全体に対してはどのような思いや考えをお持ちですか?

佐々木氏:美容師が人口的には多くて、僕も最初は美容師になりたかったんですけど、もう気づいたら理容師で(笑)
でも全然後悔してなくて、理容師でよかったなって思います。やっぱり今本当にヒップホップカルチャーやフェードなどの部分でカッコいいと思える人が増えていっていますし、技術的にもすごく難しいことをやっているので理容師を目指す人がどんどん増えてほしいなと思いますかね。

また美容師のフリーランスはすごく多いと思うんですけど、理容師のフリーランスサロンとかもできたら面白いなって思っています。あとは、「もっとお客様をこうしたいんだ」という熱いところを出せる人が少ないなっていうのをすごく感じるので、スタイリスト以上にお客様を思うような人がどんどん増えてほしいなって思います。

髪技理容師としてのこだわり

バーバーなび:ありがとうございます。それではこだわりを教えてください。

佐々木氏:うまい下手は技術面なのでそこで評価を受けるのはもちろんなのですが、どういう人に切ってもらいたいかということにフォーカスを当てられる時代になったらいいなって思っていて、何かしら違うところにもエッセンスを感じられるような人や、話が合う人という基準で考えてもいいんじゃないかと思うんです。僕も筋トレを頑張ってたりするのですが、技術の上手下手だけでなくそういった点にもっとこだわって追求していきたいなと思っています。僕はさらにかっこよくなりたい、モテたいなどというところにフォーカスして生きてるので、そういう人たちがもっと集まればいいなと思います。

お客様へのメッセージ

バーバーなび:どのようなお客様にお店に来て欲しいですか?

佐々木氏:このサロンでは今結構かっこいいお客様が多いので、もっと変わりたいなって思う人がどんどんお客様として増えたらいいなと思います。そのお手伝いをしたいなと僕自身思っているので、1000円カットしか経験されていない方とかがもっと集まってもいいんじゃないかなと思います。かっこよくなりたいなと思ってる人や、人生変えたいなと思ってる人。本当に変わりたいという熱いもの持ってるお客様がどんどん増えてくれればいいなと思っています。

未来の理容師に向けたメッセージ

バーバーなび:理容師を目指す若者に向けたメッセージもお願いできますか?

佐々木氏:お客様から直接感謝の言葉を頂くことがあまりない仕事もすごく多いですが、理容師は自分が頑張ってヘアスタイルを作れるようになって、直接的にお客様に提供する事で、お金や感謝の気持ちを言っていただける魅力的な仕事だと思います。どんどん突き詰めれば突き詰めるほど、楽しくなる仕事はなかなか無いなと感じるので、専門学校の方はすごくいい選択をしたと思います。

高校生で進路を迷ってる方がいたら、やりたいことがあるのが1番なのでやりたいことを見つけてほしいですね。やりたいことがもしまだわからなかったら、自分は直接感謝をされたい人なのか、直接感謝をされなくてもお金を稼げれば良いかなと考える人なのかを明確にすることもおすすめです。僕は直接感謝される仕事の方が良いので、そういった仕事の一つとして理容師や美容師は素晴らしい仕事だと思います。頑張ってください。

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