THE STYLIST INTERVIEW
理容師特集
T-SHIPS 田岸 弥
今回は、東京を代表するビジネス街、大手町にあるT-SHIPSで2026年1月から勤務されている田岸弥さんを紹介しよう。過去に取材をさせていただいたKTs’ BARBER SHOP 景山峻さんからご紹介いただいた理容師でもある。田岸氏は理容師歴23年、ドイツでの海外経験も活かし、フェードカットの細かなグラデーションにこだわりを持ちメンズカットを得意とする髪技理容師である。
CREDIT : Photo/Yuki 文/Yuki 編集/Yuki(バーバーなび)
T-SHIPS
田岸 弥
理容師歴:23年
出身校:北海道理容美容専門学校
出身地:北海道
得意技術:メンズカット、フェードカット
得意スタイル:ショートスタイル
こだわり:グラデーションの綺麗さ
趣味:海釣り、ダーツ、散歩
サロン紹介
まずはサロンへの道順をご案内しよう。大手町駅A1出口がサロンへ一番近い地上出口となる。大手町フィナンシャルシティ「ノースタワー」1F shop & restaurantsフロアの青い看板が目印となる。もしくは、地上の大手町仲通りからも入店可能である。日曜祝日はビル閉館のため大手町仲通りの入り口からのみ入店可能なのでご注意いただきたい。
半個室空間を整えてワンランク上のおもてなしとサービスを提供しており、確かな技術と温かい接客で、お客様との信頼関係を大切にする理容室である。サロン内にはBEAUTYフロアも完備されており、豊富なリラクゼーションメニューもあるため、トータルビューティーとしての施術を求める方はぜひ一度訪れてみてほしい。
理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは。本日はよろしくお願いいたします。まずは、田岸さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
田岸氏:よろしくお願いします。中学校の時に髪を伸ばして自分でセットをするうちに面白さに気付き、そのうち友達の髪をセットしたり染めたりするようになって、「これはめちゃくちゃ面白い!」と感じて、中学2年生の時には、もうこの業界に入ると決めていました。
バーバーなび:中学2年生の時に決意されたんですね。
田岸氏:当時はカリスマ美容師ブームで最初は美容科を受け、あまりの人気で漏れてしまい、「髪に携われるなら理容でもいい」と進んだ道でしたが、メンズヘアが好きだったので、結果的に自分に合っていましたね。
バーバーなび:専門学校卒業後、すぐに東京で来たのでしょうか。
田岸氏:そうですね、すぐに東京で働き始め、22歳の頃にドイツに行きました。数ヶ月間でしたが、外国人の髪質や、サロンに来る頻度・目的など日本とは異なる部分も多く刺激的でした。
理容業界への思い
バーバーなび:理容業界全体に対して、どのような思いやお考えをお持ちですか。
田岸氏:最近は「早くスタイリストになりたい」という子が増えていますね。でも、昔ながらの下積みやベーシックと言われる基礎を徹底的に自分のものにすることが、今の時代こそ重要だと感じています。昔ながらの技術、例えばアイロンパーマもやっているサロンも減ってきていますからね。
バーバーなび:今現在の理容業界に対して、今後取り組んでいきたいことはありますか。
田岸氏:今のサロンでは後輩スタッフもいて、僕の技術に対して質問してくれることもあるので、自分が持つ技術を後輩たちにしっかり継承していきたいという思いが強いです。
髪技理容師としてのこだわり
バーバーなび:それでは、理容師としてのこだわりについて教えてください。
田岸氏:どうやってまずは認知されるか、そこはサービス業として大事だと思います。また、「お客様を深く知ること」を大切にしています。前の店舗では、電話越しの声だけでどのお客様か判別し、メニューまで把握できるようにしていました。お客様に安心して通っていただけるよう、一人ひとりとの信頼関係を築くことにこだわっています。
お客様へのメッセージ
バーバーなび:どのようなお客様に、お店へ足を運んでほしいとお考えですか。
田岸氏:「自分にどんなスタイルが似合うかわからない」と迷っている方にこそ、ぜひ来ていただきたいです。ドイツで理容師をやっていた頃、海外の方と日本人との髪質の違いも感じていますし、「デートがあるから2mmだけ整えてほしい」といった細かなニーズもありました。そうした経験から、どんな髪質や個性、こだわりを持つ方にも対応できる自信があるのでお気軽にご相談ください。
未来の理容師に向けたメッセージ
バーバーなび:理容師を目指す若い世代に向けて、メッセージをお願いできますか。
田岸氏:この仕事は、本当に「好き」にならないと続かない業界です。就職してからは自分次第で伸びもすれば折れもしますが、まずは折れずに、やりたいことを我慢してでも技術を高める時期が必要です。足を踏み入れた上で、やっぱりこの仕事を好きになってもらいたいですね。
バーバーなび:専門学生に向けたアドバイスもいただけますか。
田岸氏:学生時代の同期や仲間を大切にしてください。「人見知りだから」と自分の枠を決めず、色々な人と関わって繋がりを広げていくことがこれからの理容師としての人生にも活きてくると思います。
バーバーなび:素敵なメッセージをありがとうございました。