BARBERSHOP NOR　老田 悠人

バーバーなび：こんにちは。本日はよろしくお願いします。まず老田さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。

老田氏：はい。きっかけは１４歳ごろからNORのオーナーに髪を切ってもらってたんですよ。それで高校3年の時に元々美容師になろうと思って当時オーナーが相談に乗ってくれたんですね。そもそも理容師のオーナーに憧れてスタイリスト目指した原点と、バーバーブームが盛り上がりはじめたこと、冷静に考えると女性と話すのが苦手で、男性をカッコよくしたいと思ってたのでやっぱり理容師になろうと思って決めたのがきっかけでしたね。

バーバーなび：そうすると、理容師になられてすぐにきっかけになったオーナーさんのNORさんに就職されたのですか？

老田氏：そうです。当時はオーナーはまだ別のサロンで勤めていて、独立したタイミングでお願いしました。

バーバーなび：憧れの人と一緒に働けるのは嬉しいですね。では理容業界全体に対してはどのような思いや考えをお持ちですか？

老田氏：そうですね。やはり理容と美容の間には少し壁があるというか悪い言葉で言えば敵対視しているところがあったりします。それは例えばホットペッパーなどの媒体なんかでも少しそんなところがあって、個人的にはまずこういった壁を無くして仲良く盛り上げていけたらなと思っています。

バーバーなび：なるほど、理容に関しては今後どうなって行きそうですか？

老田氏：昔は美容で言えばOCEAN TOKYOさんが盛り上げたりとかなどありますが、今はバーバー自体の盛り上がりもすごいのでそこをもっともっと伸ばしていけたら良いなと思っています。

バーバーなび：ありがとうございます。それではこだわりを教えてください。

老田氏：僕は坊主にはめちゃくちゃ拘ってて、坊主はシルエットが大事なのでどれだけ綺麗な丸にできるか？初めて坊主にするのって実は勇気がいるという方が多いので「坊主でもカッコいい」って言われるようなスタイルを作り込んでいます。

バーバーなび：確かにかっこいい坊主は技術も必要そうですね。他にはどんなこだわりありますか？

老田氏：次にお客様にとってオンリーワンの存在になることですね。カットやスタイルの事を考えた時にまず浮かんで来るのが私という存在になっていく為にも、直接のお客様だけでなくSNSも含めて発信したり、２週間前にはちょうどバーバーバトルと言うイベントに出たり色んなところに参加してどんどん自分自身の存在感を高めて行きたいですね。

バーバーなび：どのようなお客様にお店に来て欲しいですか？

老田氏：まずはシンプルにカッコよくなりたいと言う人ですよね。年代は若いお客様になるかも知れませんが、私の発信しているインスタグラム見てくださったりで来て頂ける方も多いので、自分を指名して来てくれる人の為に全力で応えて行きたいですね。

バーバーなび：理容師を目指す若者に向けたメッセージもお願いできますか？

老田氏：そうですね。気合い入れて頑張りましょう。美容師よりも理容師の方がスタイリストになれる時期も早いですし。

バーバーなび：そうなんですね。もう少し詳しくお聞かせください。

老田氏：美容の場合は、色んなヘアデザインやカラーなど覚えることが非常に多いので土台を作るまでにやはり一定の勉強期間と就職してもアシスタント期間が必要になりますので、そういう意味では理容の方がデビューは早いですね。

バーバーなび：そういう事ですね。最後に一言お願いします。

老田氏：専門学校は技術面を学ぶのはもちろんですが、人として先生からの言葉は大切にしてほしいですね。