今回は 東十条駅周辺で髪技理容師の調査をしていたところ、Higashi-Jujo BARBER SHOPさんを発見したので取材を試みた。代表のTAKIさんが快くインタビューに応じて下さったので紹介していく。TAKI氏は理容師歴29年であり、経験から蓄積されたお客様の先のライフスタイルまで先読みした技術へのこだわりと思いに凄みとオーラを感じる。独自の感性が豊かな、謙虚さを忘れない大きな夢を持った髪技理容師だ。
TAKI
Higashi-Jujo BARBER SHOP
理容師歴:29年
出身校:宮城中央理美容専門学校
出身地:宮城県
得意技術:多種多様なフェードスタイルの質感を出す。アイロンでアフロパーマを作り出す技術。
お客様に合わせて、4種類のセニングテクニックを使い分ける技術。
得意スタイル:スキンフェードスタイル、スパイキーショートスタイル
趣味:ロードバイクでサイクリングして、景色を見ながら旅をすること。フライフィッシング
Higashi-Jujo BARBER SHOP について
まずはサロンへの道順を案内しよう。 JR東十条駅北口を出てから、東十条銀座通りを直進して、2つ目の十字路を右に曲がる。そのまま直進して、30メートル先の左手にサインポールが見えてきたらサロンに到着する。
サロン内は3席ワインレッドのバーバーチェアがあり、ヴェンテージ感漂うアメリカンバーバースタイルの味が出ている雰囲気となっており、おしゃれな小物、サインポール、某有名ラッパーの額縁ポスターなど、TAKIさんのこだわりや思いなど、誇りを感じ取れるそんなサロンになっている。
お店の簡単な紹介が済んだところで早速TAKI氏のインタビューを進めていくとしよう。
Higashi-Jujo BARBER SHOP TAKI氏
理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まずTAKIさんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
TAKI氏:よろしくお願いします。当時、学生時代は最初やりたいことが見つかっていなくて、父親は自営業の接骨院をやっていたんですが、後継ぎはせず、「自分は自分の道を見つけて、自由に生きたい」っていうのがあったんですが、正直、何をしたらいいのかわからない状態でした。そこで当時知り合った方に、「手に職がつくような仕事をした方がいいのではないか?、資格っていうのは大事なので、そういった仕事を選んでみたら?」と、特に具体的な職種は言われませんでしたが、まわりの同級生の就職が決まっていく中、自分は決まっていない状態でしたが、たまたま、近所のヘアーサロンさんを通りかかった時に、入り口に従業員募集中の張り紙が貼ってあり、下の欄に見習いも可と書いていたんですよね。そこのサロンにも髪を切りに行ったこともありましたし、髪を切ることも手に職をつける仕事であることがわかり、チャレンジしてみようかなといった形で入ったのがきっかけですね。
バーバーなび:自分の道を見つけて自由になる考え方やきっかけが繋がって、理容師としての道がスタートしたんですね。
TAKI氏:自分に合うものを探していたら、たまたまあった仕事が理容師であり、チャレンジしていくうちに「技術を求める終わりのない仕事」とわかっていくうちに楽しくなっていましたね。(笑)
理容業界への思い
バーバーなび:理容業界全体に対してはどのような思いや考えをお持ちですか?
TAKI氏:そうですね。正直、理美容業界の中で、特に理容は課題が多いと考えています。僕が見習いでサロンに入って、修行していた時に、週6回営業、毎週月曜日の定休日も講習会やコンクールの練習会があって、給料面でも大変な時期がありました。師匠のもとで、「頑張って技術を磨くんだ」と一人前になるまで、必死に頑張っていた時代でした。そういった自分たちがやってきたスタイルは、今の理容では通用しなく、時代にあった働き方などを、危機感を持って改革することが求められると思うんです。なので、これから将来を担った、スタイリストさんが新しい時代を作れるように、責任を持って業界が明るくなる改革提案などが前向きに取り組めるといいと感じます。
バーバーなび:働き方やスタイルには時代に合わせて変化が求められますよね。
TAKI氏:そうですね。時代にあった働き方で成果を生み出す教育などを業界全体で考えていかないと、スタイリストさんたちのモチベーションにも繋がっていきますので、僕自身でもサロン内では、常に試行錯誤しながら、スタッフとのコミュニケーション含めて、相違工夫しています。
髪技理容師としてのこだわり
バーバーなび:ありがとうございます。それではこだわりを教えてください。
TAKI氏:技術としては、骨格、髪質を最大限に考えて、お客様が求めるスタイル表現を行っていくことですが、その中で、一番大事な本質は先にあって、お客様が次回また髪を切りにご来店されるまで、普段のライフスタイルで、いかに快適に過ごせるか?ということが大事だと考えています。なので、カットする段階で、もみあげや骨格などをよく観察して、伸びた後でも綺麗に収まるようなスタイル作りを日々取り組んでいます。
バーバーなび:お客様がいかに快適に過ごせるか。先を見通した骨格などを観察してのスタイル提案は素敵ですね。
こだわりを感じます。
TAKI氏:お客様もライフスタイルにもよりますが、男性でビジネスマンの方は毎朝仕事で忙しくて、寝起きに朝シャワー浴びて、急いでタオルドライしてから仕事に行かなきゃいけないって状況だと、髪のセットも中々できる時間も少ないと思うんですよ。なので、タオルドライの段階で、シルエットスタイルが完成して自然体でいける方がストレスが少ないですので、そういった部分で計算してスタイル提案をしていますね。
バーバーなび:ありがとうございます。TAKIさんが長年経験してきた理容師さんとしての感じたことやこだわってきた部分もお聞かせいただけますか?
TAKI氏:そうですね。こだわりとはちょっと違ってしまうかもしれませんが、僕が理容師として頑張っている目標がありまして、世界でも日本人の理容技術の水準がものすごく高いと感じた経験を10〜15年間でたくさんしてきました。外国人のお客様を施術させていただいた際に、「パーフェクト」、「マーベラス」「アメイジング」などの外国語表現の賞賛の言葉をいただきました。そういった経験から、日本人の理容師として、それだけ水準の高いことをやっているということに自信を持って、世界に波及させていけるように、海外での理容の人財育成であったり、貢献していきたいことが自分の夢であり目標ですね。
お客様へのメッセージ
バーバーなび:どのようなお客様にお店に来て欲しいですか?
TAKI氏:そうですね。自分に似合ったスタイルを模索している方や、なりたいスタイルはあるけど、どう表現したらいいかわからない、色々試したけど、うまいこと叶っていなかった方などは、ぜひ一度ご来店していただきたいですね。
バーバーなび:中々、スタイルがまとまらないとか、人にまとまっていないスタイルを見られたくないとか、悩みはありますよね。
TAKI氏:そうですね。自分の経験値の中で、お客様が見つけられなかったスタイルや、まとまり感のあるスタイル提案は自信を持って施術させていただきますので、ぜひ気軽にご来店していただきたいですね。
未来の理容師に向けたメッセージ
バーバーなび:理容師を目指す若者に向けたメッセージもお願いできますか?
TAKI氏:そうですね。日本人としての 理容技術を身につけると、世界へ進出して活動を発展させることができると僕は信じていますので、人材育成ではなくても、世界に羽ばたく大きな夢を描きながら、一生懸命頑張っていってほしいですね。未来のスタイリストさんたちは貴重な存在ですので、僕は未来のスターが誕生することを願って、全力で応援しています。
最後に
バーバーなび:本日はお忙しい中取材のご協力いただきありがとうございました。最後にTAKIさんからおすすめのメニューを紹介してもらえますか?
TAKI氏:はい。こちらこそありがとうございました。こちらになります。
髪技理容師おすすめメニュースキンフェード&濡れパン ¥11,000
モデル写真提供:Higashi-Jujo BARBER SHOP
店舗基本情報
店舗名 | Higashi-Jujo BARBERSHOP |
住所 | 東京都北区東十条3丁目15-2 ベルメゾン102号 |
営業時間・定休日 | 営業時間: 10:00〜19:00 ※カラーメニュー、フェードメニューは18:00迄 定休日:年中無休 |
最寄駅沿線 | JR京浜東北線 |
最寄駅 | 東十条駅 |
電話番号 | 03-3914-8855 |
ホームページ | https://www.higashi-jujo-barber-shop.com |
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