今回は世田谷区池尻大橋で新たな髪技理容師を調査していたところ、barbershop KING ikejiriさんを見つけた。早速取材を依頼したところ、店長の塚田さんからサロン一押しの若手スタオリストを紹介していただきたいとのことで、田貝輝さんにお話を聞いてきた。田貝さんは理容師歴4年でスタイル全般の水準を上げていくことを大切にしながら、お客様のご要望を聞きつつ、自分流のスタイルに持っていく型にかまっていない髪技理容師だ。
Hikaru Tagai (田貝 輝)
barbershop KING ikejiri
理容師歴:4年
出身校:国際文化理美容専門学校(渋谷校)
出身地:東京都
得意技術:スタイル全般の水準を上げていくこと(フェード、パーマ、カラーetc…)、基本3要素(カット、シャンプー、シェービング)
得意スタイル:オールバック、かっちりしすぎないラフなスタイル
こだわり:カッコよくスタイルをいい意味で雑にかつ、丁寧にバランスよく仕上げること。
趣味:フットサル、スポーツ観戦、料理(コース料理作り魚を捌く)、服、お酒を飲みにいくこと。
barbershop KING ikejiriについて
まずはサロンへの道順を説明しよう。東急田園都市線池尻大橋駅を出て、左折して350メートルほど歩き、納豆工房せんだい屋の横断歩道前を右折して、50メートルほどあるとサロンへ到着する。(およそ徒歩6分〜8分)サロンに行くまで、飲食店や居酒屋が多数あり、ついつい寄り道したくなるような街並みである。
サロン内は、白を基調としたセレクトショップかのようなお洒落なサロン内となっており、緊張感が少し漂う東京屈指のバーバーの名に相応しい内装となっている。1号店は東京の理容室では名店中の名店であり、遠方からは数多くファンの方々がご来店されている。ikeziriは2021年10月オープンして3周年を迎え、新たなフェーズに向けて、オーナー清水さんの期待のサロンである。
お店の簡単な紹介がすんだところで早速、田貝氏のインタビューを進めていくとしよう。
barbershop KING ikejiri 田貝 輝氏
理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まず田貝さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
田貝氏:よろしくお願いします。元々、母方のお父さんが床屋をしていたんですが、そこを僕の叔母が継いでやっていましたので、そこで自分が床屋家系なのかなと気づき始めました。それでも元々、何しようかなとか考えていまして、最初はバイトで塀を建てるブロック屋をやっていましたので、そこに就職するか、専門学校に行こうか、模索中でした。
バーバーなび:そうだったんですね。色々模索されていたんですね。
田貝氏:そうですね。そこで友達が「俺、床屋なるわ」と言ったので、「お前が床屋になるんだ、じゃあ俺もなーろう」みたいな感じで理容師を目指したのがきっかけですね。最初は特に情熱やこだわり、カルチャーが好きとかがあったわけではなく、友達がなるって話を聞いてやったのが僕の中でのささいなきっかけです(笑)
理容業界への思い
バーバーなび:理容業界全体に対してはどのような思いや考えをお持ちですか?
田貝氏:そうですね。(笑)今時のサロンの内装とか、個性として大切にするのはいいと思いますが、あえて床屋の古臭さっていいと思うんですよね。よくないですか?
バーバーなび:床屋さんならではの昔から変わらない技術もいいですよね。
田貝氏:そうなんですよ。メンズ中心で短髪なのがいいですし、うちのサロンにも理容師さんがいらっしゃることがあるんですが、そこで欲しがる技術があるんですよね。いい意味で理容師さんって染まれるんですよね。変わらことが技術としては魅力が溢れていると感じています。なのに、今は理容室も美容室いっぽくなっていると感じています。どっちが理容室?、美容室?みたいな部分も見受けられるかなと。ただ、理容の魅力はシェービングもそうですし、シャンプーの技術も違いがありますので、そこを理容ならではの大切にしなければいけないことはあると考えています。
髪技理容師としてのこだわり
バーバーなび:ありがとうございます。それではこだわりを教えてください。
田貝氏:そうですね。どのスタイルもいい意味でラフにかつ丁寧に仕上げることですね。言葉ではなかなか表現しづらい部分ではありますが(笑)体験してみると、より一層わかると思います。
バーバーなび:いわばフリースタイル要素が入っている感じですか?
田貝氏:フリースタイルというか、ほどよいラフ感というか、その中でも丁寧な技術も織り交ぜると言いますか、気はしっかり取って、自分の中のベースも大切にしていますので、さらっと仕上げることに重きを置いていますね。特にメンズのお客様を相手にしていますので、サクッと仕上げていただきたい人が大半を占めていますので、そういうところもご要望にお応えしているような感じですね。
お客様へのメッセージ
バーバーなび:どのようなお客様にお店に来て欲しいですか?
田貝氏:そうですね。自分は幅広い年齢層の方を施術したいので、これと言ってこの年代層の方に来ていただきたいですというのはなくて、8歳くらいの子や20代〜60代の方までいろんな方とお会いして、ご要望にお応えできるような技術を用意してお迎えしたいですね。
バーバーなび:老若男女問わずいろんな方とコミュニケーションをとりながら、施術していけると楽しそうですね。
田貝氏:そうですね。特にやってみたいのが、結構式やイベント行事などで、身なりを整えたいというお客様がいたら、ぜひ自分もその行事や大切なイベントに携われたら嬉しいですし、一つの目標でもあります。
未来の理容師に向けたメッセージ
バーバーなび:理容師を目指す若者に向けたメッセージもお願いできますか?
田貝氏:そうですね。僕は最初、卒業してかっこいいとこ勤めてとか思ってたんですが、今思えば、基礎が入ってくるわけですので、学生の頃の基礎だけでなく、今後、将来的に繋がる基礎を学ぶことが重要だと考えています。SNSで情報は溢れている時代ですので、全部は手に入れることって無理なんですよ。なので、どのスタイルを極めるのか?、自分でちゃんと見て、この技術が欲しい、極めたいと探すことが重要ですので、自分もそのようにやってきて今の基盤が出来上がってきましたので、それが早い段階で見つけられたら、自分流のスタイルへの確立ができてくると考えています。
バーバーなび:なるほどですね。今後将来的に繋がる基礎は深いし、大切なことですね。
田貝氏:そうですね。自分の強いところは何か?、自分の極めたい方向性は何か?定めることは重要ですので、これから自分の理想が描けるように共に頑張りましょう。
バーバーなび:素敵なメッセージをありがとうございます。
最後に
バーバーなび:本日はお忙しい中取材のご協力いただきありがとうございました。最後に田貝さんからおすすめのメニューを紹介していただけますか?
田貝氏:はい。こちらこそありがとうございました。こちらでございます。
おすすめメニュー
髪技理容師おすすめメニュー
カット¥5,800
モデル提供:barbershop KING ikejiri
髪技理容師おすすめメニュー
カット+シェービング+スキンフェード¥6,600
モデル提供:barbershop KING ikejiri
店舗基本情報
店舗名 | barbershop KING ikejiri |
住所 | 東京都世田谷区池尻3丁目19−13 1F |
営業時間・定休日 | 11:00 ~ 19:00 (パーマ・カラーは18:00迄) 定休日:月曜日 臨時休業等はNewsにてお伝えします。 |
最寄駅沿線 | 東急田園都市線 |
最寄駅 | 池尻大橋駅 |
電話番号 | 03-6805-5518 |
ホームページ | https://barbershopking.com |