「髪技理容師を探せVol.40」で取材させて頂いたMen’s Hair & Shaving Ace Nakano代表の乾 瞳さんに女性理容師が憧れるかっこいい理容師さんがいるので取材してみては?とアドバイス頂き早速THE BARBA TOKYOの松島かなみさんに取材を申し込んでみたところ、ありがたいことに快諾いただいた。氏のインスタグラムを見るとクールで不思議な雰囲気を醸し出しているが実際にはどのような理容師なのか?期待に胸を膨らませてTHE BARBA TOKYO5 FIVEさんにお邪魔してきた。
Kanami Matsushima(松島 かなみ)
THE BARBA TOKYO5 FIVE
出身地:北海道
理容師歴:10年目
出身校:北海道理容美容専門学校
得意技術:カット
得意スタイル:クロップ・パート・ショートスタイル
趣味:読書・映画・音楽鑑賞 インドア派です!
SPECIAL MOVIE Tokyo BARBERS You Tubeで配信中
THE BARBA TOKYO5 FIVEについて
まずはサロンへのアクセスから。電車の場合は中目黒駅から改札を出てTSUTAYA方向に信号を渡り、目黒川沿いを左に進む。朝日橋までたどり着いたら右手方向に進み、西郷山通りに出たら左手に進めば今回の目的地BARBA TOKYO 5 FIVEに到着だ。徒歩でおよそ10分も見ておけば十分だろう。
初めて入るサロンというのは情報が少なく気にはなるが中々勇気が出なかったなんてことも床屋探しあるあるだが、サロンは路面店で2方向が大きな窓になっているので店内が丸見えだ。視覚で感じるTHE BARBA TOKYO 5FIVEの雰囲気は男心をくすぐり、幼少期の秘密基地を見つけた時のようなワクワク感に包まれる。サロンにディスプレイされているインテリア・オブジェなども本当にユニークで、ここではあえて多くを語らないが是非直接足を運んでみて頂きたい。
取材は営業終了後だったので数名のスタッフの方が後片付けをされてらっしゃったが松島氏に案内されてサロンの中に足を踏み入れてみる。一番驚いたのは、1日の疲れを微塵も見せずスタッフの方全員が元気な声で取材班にご挨拶頂いた事だ。もちろん当サロンの社員教育というのもあるのかも知れないが、我々業者であっても入口から人が入って来たら全員が即座に反応し元気に挨拶を徹底されているというのは、きっとお客様の立場だと凄く気持ちの良い事だろう。当サロンの人気の秘密は実はこう言ったところにもあるのかも知れないなと思いつつ、早速松島氏のインタビューに進めていこう。
THE BARBA TOKYO 松島 かなみ氏
理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは。本日はよろしくお願いします。まず松島さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
松島氏:はい。よろしくお願いします。きっかけは元々は美容師になりたくて、学校見学で美容科を見ていましたが当時の女性の先生に「あんまり女性理容師はいないよ」ってお聞きして分母が少ないのであればチャンスが大きいのかな?と思ったのが一つ目で、あとは母が看護師をしていたので、将来的に長く考えた時にずっと現場ではなくて施設に髪を切りに行ったり出来るのかな?みたいな話を当時の高校の担任の先生に話したら美容より理容の方がそれは需要があるんじゃないかな?とアドバイス頂いて理容師になることを決めました。
バーバーなび:なるほど、色々なきっかけがあったのですね!ありがとうございます!
理容業界への思い
バーバーなび:理容業界全体に対してはどのような思いや考えをお持ちですか?
松島氏:今回後輩や同級生が理容師特集でインタビューに答えていたのも読ませて頂いて、改めて思ったんですが本来、理容師って人の容姿を整えてとか、これで食べていくとかすごく強くて、人から人に教えて貰って人に落とし込む技術でお金を頂くという仕事なんだと思うんですよね。それが、自分がカッコいいとかカッコよくありたいという子が理容師を選んだのに実際にはキツくて辞めちゃう子がすごく増えてて。
人のためにというと綺麗事になっちゃうかも知れませんが、理容師ってお客様が時間を使って下さって、髪を切らせてもらえて、生活に寄り添えて、友人でも恋人でも家族でも無いのに月に一回会うというすごく不思議で絶妙な関係で、すごく特別な仕事だなと最近改めて感じるので、業界全体的にも理容師が増えたり、お店が増えたりしているのはすごくいい事なんですが、人に対する思いやりという部分を忘れたくないですね。
バーバーなび:松島さんの今後はキャリアの中でどういったことをしていきたいですか?
松島氏:20代は仕事第一優先沢山現場に立たせて頂いてきましたが、これからは少し現場と距離ができる環境になります。その上で、今後どのように現場と関わっていけるのか?どれだけ上手く出来るのか?というのはまだわかりません。
ただ自分が現場で培うことができた経験や感じたこと踏まえて改めて理容師の仕事っていいよって胸を張って言えるので、この先現場で頑張っているスタッフをサポートできるような何かができたらいいなと考えています。
髪技理容師としてのこだわり
バーバーなび:それではこだわりを教えてください。
松島氏:理容師としてのこだわりとしては、対人であるという事です。商売的な部分では下手くそなんですが、お客様に対して謙る訳でもなく髪型の相談や技術の提案もしますし、かと言って私が上ではなくあくまでも対等な立場で必要なもの、不要なものをちゃんと提案することで人としての関わりを大事にしています。
バーバーなび:なるほど、先ほどお話されていたお客様との絶妙な関係という意味ですね。技術面のこだわりはありますか?
松島氏:そうですね。細部を見落とさない事ですね。凄く器用な人間では無いので、細かい毛の一本など妥協しない様にしています。
お客様へのメッセージ
バーバーなび:どのようなお客様にお店に来て欲しいですか?
松島氏:うちの会社って、タトゥーや髭だったりピアスだったり個性の強いメンバーが多いのですが、これは社長の教えでもありますが、技術に対して真剣で仕事に対して真面目で真っ直ぐで、中途半端な人間っていないんですね。
なのでどう言ったお客様に来て欲しいか?の答えにならないかも知れませんが、私たちは職人なのでそういった内面の部分・本質を理解して頂けるお客様に足を運んで頂けると嬉しいなと思います。
未来の理容師に向けたメッセージ
バーバーなび:理容師を目指す若者に向けたメッセージもお願いできますか?
松島氏:はい。正直この業界は華やかに見えて華やかじゃなかったり、辛いことも多かったり大変な仕事なんですが、絶妙な立ち位置でお客様の人生にタイミングに関わることが出来るというか。こういった仕事って本当に他にはなかなか無いんじゃ無いかなと思います。学生さんだったら入学・卒業・就職・結婚・出産まで関わり合えるって私は凄く素敵な仕事だよって胸を張って言えます!
バーバーなび:大変な時に乗り越える事が出来た理由はありますか?
松島氏:そうですね。社長や副社長、社長の奥様など上司、同期、後輩と周りの人のおかげというのが一番大きいと感じています。あとはずっとこの仕事にプライド持ってやってきたので、そのプライドに支えられたというのも理由の一つですね。
最後に
バーバーなび:素敵なメッセージありがとうございました。最後に松島さんおすすめのメニューと作例を紹介してもらえますか?
松島氏:はい。こちらこそありがとうございました。私のおすすめのメニューを3つご紹介させて頂きます。
髪技理容師おすすめメニューBARBA CUTコース ¥6,600-
モデル写真提供:THE BARBA TOKYO 5-FIVE-
髪技理容師おすすめメニューBARBA CUTコース ¥6,600-
モデル写真提供:THE BARBA TOKYO 5-FIVE-
店舗基本情報
店舗名 | THE BARBA TOKYO 5-FIVE- |
住所 | 東京都目黒区青葉台1丁目15−3 |
営業時間・定休日 | 情報なし |
最寄駅沿線 | 東京メトロ日比谷線 |
最寄駅 | 中目黒駅 |
電話番号 | 03-6277-5173 |
ホームページ | http://thebarbatokyo.com/ |
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