今回は、武蔵村山市で髪技理容師を調査していたところ、アシストカットさんを見つけた。代表の池田さんに取材を依頼したところ、快く引き受けてくださった。池田氏は2児の父として、プライベートでは年に5〜6回家族旅行に出かけるアクティブな生活を送りながら、理容師として12年の経験を積んできた。現場で働きながら理容の資格を取得。現在の「アシストカット」を築き上げ、地域のお客様との信頼関係を大切にしながらも、さらなる店舗の拡大を続け、次なるステージへと挑戦する「努力の才能」を持つ理容師だ。
Yuta Ikeda (池田裕太)
アシストカット
理容師歴:12年
出身校:国際文化理容美容専門学校
出身地:東京都
得意技術:フェードカット
得意スタイル:フェードを絡めたスタイル全般
こだわり:常にコミュニケーション・カウンセリングを通してお客様一人一人が求めていることを拾うよう意識している
趣味:ゴルフ・旅行
アシストカット について
まず、サロンへの道順を案内させていただく。立川駅北改札を出て〈バス〉浄水営業所方面に乗車。団地南停留所で下車したら、バスの進行方向とは逆方向へ進み、牛角側へ信号を渡り右折、再度信号を渡る。そのまま直進すると左手にお目当てのサロンが見つかるだろう。大きなメニュー看板が目印だ。
7割のお客様がフェードカットを注文されるというアシストカットは、地元の方たちからの信頼が厚く、早い・安い・技術よしだと口コミでも好評だ。そして何より魅力は、SNSのスタイル写真でも伝わる技術力の高さも、地元のお客様から愛されているのがよくわかる。
月に1回の身だしなみを整える習慣として来店していただきたいと語る池田氏の思いから、アシストカットは地域の人々にとって欠かせない存在になっているのだろう。
お店の簡単な紹介が済んだところで早速、池田氏のインタビューを進めていくとしよう。
アシストカット 池田裕太氏
理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まず池田さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
池田氏:よろしくお願いいたします。僕は結構右往曲折した方で、最初に就職したのは理容業界ではなく全く別の業種でした。でもその職場の上司を見て、将来の自分がその姿に憧れないことに気づいてしまい、進路を変える決心をしました。その後、偶然拾ってもらった床屋がスタート地点です。美容や理容の知識もゼロからの出発でしたが、社長になりたいという漠然とした夢があったので、資格を取りながら技術を磨きました。
バーバーなび:はじめから理容への流れがあったわけではなく、たまたま理容の業界に出会われたのですね。
池田氏:そうですね。僕はたまたま拾ってもらった床屋さんがきっかけです。勉強が得意なわけではなかったので手に職をつけたいと思いました。その時、職人や料理の道も考えましたが、当時「ギャル男ヘア」が流行していて、自分で髪をいじるのが好きだったことが後押しとなり、理容の世界に進むことを決めました。拾ってもらった理容の環境を生かした結果、今があります。
理容業界への思い
バーバーなび:理容業界全体に対してはどのような思いや考えをお持ちですか?
池田氏:ほとんどの方が理容師は給料が安いってイメージを持たれていると思うんです。実際、僕もこの世界に入った当初の初任給は安く、自分で決めた道だから苦ではなかったですけど、不便に思う部分は正直がありました。どうしてもこのイメージがあるから若い人の理容を目指す間口が狭くなってしまっていると思います。理容業界全体を変えるという大それたことはできないかもしれないけれど、少なくとも僕に関わる理容の間口は「稼げる理容」として広げておきたい。その思いも込めて企業理念には「床屋1ビジネス戦闘力の高い社員と」の言葉を入れています。
バーバーなび:稼ぐことのできる環境を作ることへの思いが根底にあるということですね。
池田氏:そうですね、理容業界全体で稼げる環境が整っていけばと思います。給料の面で諦めてしまうという人が減ってくれたらと思います。仕事をしてある程度のお給料をもらって、自分のやりたいこと、行きたいところに行ってほしいです。仕事を生きる目的としてではなく、生きる手段として捉えることのできる業種が理容業界であってほしいです。
髪技理容師としてのこだわり
バーバーなび:ありがとうございます。それではこだわりを教えてください。
池田氏:うちはカットの価格を抑えていることがこだわりですね。個室のサロンや価格設定の高い理容室ももちろん素敵なのですが、理容室が初めての人でも気軽に行ってみようかなって思えるきっかけとして、金額から入りやすいようにしています。あとは、身だしなみを整えるっという意味でも気軽に1ヶ月に一度利用してもらいたいので、気軽に通える金額設定にこだわっています。多摩地域からのお客様が多く地域の話題・共通の話題を話しやすくなる空間づくりにもこだわっています。
バーバーなび:それでは、技術面ついてのこだわりがあれば教えていたでけますか?
池田氏:そうですね。今の技術に満足するのではなく、常に技術をブラッシュアップしていけるように意識しています。カット中に動画を撮ることがあるのですが、その撮影した動画を見返して練習することもあります。
お客様へのメッセージ
バーバーなび:どのようなお客様にお店に来て欲しいですか?
池田氏:明確なターゲットは「1ヶ月に1度切る習慣があるお客様・1ヶ月に一度切りたいと思っているお客様」です。年齢層は本当に全世代のお客様に来ていただきたいです。お子様からご年配の方まで、幅広く対応できるサロンにしていきたいと思っています。理容を通じて、身だしなみを整える習慣を一緒に作っていけたらいいなと感じています。
バーバーなび:団地の多い地域だと思うのですが、家族連れの方がご来店されることもありますか。
池田氏:一番多いのは僕ぐらいの年代の方なんですけど、うちは本当に時間帯や日によってお客様の層が変わるので、例えば平日の午前中だとご年配の方、午後になってくると学生さん、夕方はお勤め帰りの方という感じです。それこそ休日はお子様連れのご家族が来店してくださることも多いです。3歳のお子様から来てもらえるので、同年代じゃないお客様とのお話が楽しみだったりします。
未来の理容師に向けたメッセージ
バーバーなび:理容師を目指す若者に向けたメッセージもお願いできますか?
池田氏:とにかくやると決めたら全力で!技術が必要な職業なので中途半端な覚悟だと厳しい世界です。最後までやり抜く努力のできる人が勝ち残っていけるのだと感じます。やり続ける力も立派な才能です。そしてセンスよりも、努力が求められる業種でもあると思います。ただの努力ではなくて、結果に繋がる努力が重要です。やり続ける才能を持っている人が成功する世界です。偉そうですみません笑
バーバーなび:いえいえ。努力が大事な世界ですね。素敵なアドバイスありがとうございます。
池田氏:そうですね。ダメだなと思ったら見切りをつけるってことも大事なんですけど、やっぱり1度決めたなら決めたところまでやり抜くっていうのが大事なんじゃないかなと思います。夢・目標を決めて、そこまで走り抜けてほしいなと思います。
バーバーなび:素敵なメッセージをありがとうございます。
最後に
バーバーなび:本日はお忙しい中取材のご協力いただきありがとうございました。最後に池田さんからおすすめのメニューを紹介してもらえますか?
池田氏:はい。こちらこそありがとうございました。こちらでございます。
髪技理容師おすすめメニュースキンフェード ¥3,400
モデル写真提供:アシストカット
店舗基本情報
店舗名 | アシストカット |
住所 | 東京都武蔵村山市大南2丁目31−1 セントラル 101 |
営業時間・定休日 | 営業時間9:00〜19:00(予約制ではありません) 定休日:木曜日 |
最寄駅沿線 | JR中央線 |
最寄駅 | 立川駅 |
電話番号 | 042-843-7138 |
ホームページ | https://www.instagram.com/assistcut_ikeda?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw== |
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