ASTRO design of hair 菅崎 直人

今回は、高田馬場エリアのASTRO design of hairを取材させていただいた。バーバーなび立ち上げ当初、サロン情報掲載をさせていただけるサロンさんを探している中で、掲載することをご快諾いただいたASTRO design of hairさん。今回はオーナーの菅崎 直人さんを取材させていただいたのでここで紹介していこう。菅崎氏は理容師歴28年、ヘアデザインのみならずシェービングやヘアケア含めお客様に気持ちよくなっていただくことにもこだわり、多くのお客様に付加価値を提供し続ける髪技理容師だ。


CREDIT : Photo/Yuki 文/Yuki 編集/Manami(バーバーなび)


ASTRO design of hair

菅崎 直人(Naoto Sugazaki)

理容師歴:28年
出身校:東京綜合理容美容専門学校
出身地:東京都
得意技術:刈り上げ
得意スタイル:パーマスタイル
こだわり:日常+1 となるスタイルを作ること
趣味:野球、ゴルフ、犬

サロン紹介

まずはサロンへのアクセスをご案内しよう。高田馬場駅・早稲田口を出て徒歩1分。駅を背に早稲田通りを左手(中野方面)へ進み、携帯ショップとサードバーガーの間にある小道を左折。30メートルほど直進すると、右手に目的のサロン「ASTRO design of hair」が見えてくる。

「駅近なのにゆったりくつろげる大人のサロン」をコンセプトに掲げる当サロン。温かみのある内装に、ブルーのバーバーチェアが映える落ち着いた空間が広がっている。オーナーの菅崎氏は、生え癖の原因とされる毛髪乱生に着目し、髪質改善を目的とした「エンジェリックケア」の技術を高田馬場で唯一提供できる理容師である。ヘアデザインはもちろん、シェービングエステやヘッドスパ、マッサージなど幅広いケアメニューを揃えており、「髪を切るだけでは物足りない」と感じる大人の男性からも高い支持を集めている。

理容師を目指したきっかけ

バーバーなび:こんにちは。本日はよろしくお願いいたします。まずは、菅崎さんが理容師を目指すようになったきっかけを教えていただけますか。

菅崎氏:よろしくお願いいたします。学生時代ずっと野球をやっていて丸坊主だったので、髪を伸ばしてくて伸ばしたくてという部分で、その反骨心ですね(笑)実家が町工場で、その一部でバリカンを使って友達の頭を刈り上げたりして、これ楽しいなって感じたのが一番ですね。

バーバーなび:一番最初は、野球部で坊主ということや友達の頭を刈り上げたりすることがきっかけになったのですね。

菅崎氏:部活引退後、髪を伸ばしてヘアセットをして、めちゃくちゃ楽しい!ってなったんですよね。それで、進路を決める際に大学も勧められましたが、その時にはやりたいことが見つかった、という形で理容の道に進みました。

バーバーなび:専門学校へ進む際に、理容・美容とある中で理容を選択された理由はありますか?

菅崎氏:美容ももちろん考えてはいました。美容が感性、理容は技術というイメージがあって、感性は自分でもやれば出来るなと思い、しっかりとした技術を身につけたいなという思いから理容を選択しました。

理容業界への思い

バーバーなび:理容業界全体に対して、どのようなお考えをお持ちですか。

菅崎氏:若い人たちも頑張って理容・バーバーと勢いをつけてくれているので、みんなでうまく業界を盛り上げていけたらいいなと思います。

バーバーなび:ASTROさんでは、レディースシェービングや脱毛などもやられていると思いますが、そういった需要もやはり高まってきていると感じますか?

菅崎氏:それは思いますね。レディースシェービングがなかったら、うちは潰れていたかもしれないと思うほどです。僕が考えているのは、理容は今後はもう”シェービング”が一つポイントになると思っているので、もうそこは特化していかないといけないと感じています。

バーバーなび:最近では若い世代の方々もお顔剃り、シェービングの認知や需要が大きくなってきていると思うので、そういった部分は今後のキーポイントにはなりそうですね。

髪技理容師としてのこだわり

バーバーなび:それでは、こだわりについて教えていただけますか。

菅崎氏:お店としては、「こだわりがないのがこだわり」みたいなところがあるんですよね。その時々の需要やトレンドに、いち早く対応できるスタンスでありたいと思っています。あとは、スタッフのみんなには「お客さまに気持ちよくなってもらえるようにしよう」と、常に伝えています。

バーバーなび:癒し、リラックスできるメニューや空間を求めるお客様も多いですからね。

菅崎氏:そうですね。そういった“心地よさ”の感じ方もお客さまによって違いますし、その場その場で考えながら、いろいろ試行錯誤して施術しています。できるだけ気持ちよくなっていただけるように心がけています。

お客様へのメッセージ

バーバーなび:どのようなお客様にご来店いただけると嬉しいですか。

菅崎氏:やっぱり、「かっこよくなりたい」「きれいになりたい」といった期待を持って来てくださる方にご来店いただけると嬉しいですね。期待して来ていただいた方には、こちらとしても「その期待以上に応えたい」という気持ちになりますから。

バーバーなび:そういった部分がサロン含めスタッフの皆様のやりがいやモチベーションにも繋がるわけですね。ちなみに高田馬場エリアでは外国人のお客様も多いですか?

菅崎氏:このエリアに住んでいる外国人の方もいらっしゃいますし、最近だと旅行客の方が多いですね。僕も留学経験があり、一応英語でコミュニケーションは取れるので対応しています。スタッフのみんなは英語は話せず、言葉通じないのに外国人のお客様と盛り上がっていてすごいなと思いますね。やっぱり一生懸命ジェスチャーで表現をしたり、フィーリングの部分でコミュニケーション取れることは素晴らしいですよね。

バーバーなび:素敵ですね!そういった一生懸命な部分はお客様にも伝わり、外国人のお客様にも満足いただけそうですね。

未来の理容師に向けたメッセージ

バーバーなび:理容師を目指す若い方々に、メッセージをお願いできますか。

菅崎氏:先日、専門学校の学生の話を聞く機会があり、思った以上にしっかり考えているなという印象を受けました。僕ら理容師だけではないですが、技術職に関しては、仕事に就いてからが本当の勝負というか、自分次第でどうにでもなれる仕事だと思います。人と同じようなことやって何も伸びずに量産型になるのではなく、周りの人に流されず、自分が信じたことをひたすら突き詰められる人しか勝てないと思うので、そういったものを見つけて頑張って欲しいと思います。

バーバーなび:ちなみに、菅崎さんが専門学校通われてた時期や修行時代を含めて、こういうことを意識するといいなどアドバイスはありますか?

菅崎氏:昔の美徳とされていた練習など頑張りは今の時代では、そうではなくなって来ている部分がありますが、自ら練習や技術の習得に向けて頑張れる人でないと、今後勝てないのではないかなと思います。なので、人に負けないという気持ちでやっていってほしいですね。

バーバーなび:素敵なメッセージをありがとうございました。

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