髪技理容師を探せ Vol. -TIGHT SWAG BARBERWORKS Soo

今回は三軒茶屋エリアで髪技理容師に出会うためにリサーチをしていたところ、TIGHT SWAG BARBERWORKSさんを見つけたので取材を申し込むとオーナーのSooさんがインタビューを快諾してくださった。Soo氏は理容師歴約7年、理美容のダブルライセンスを持ち、未来の理容師に向けた教育面での考えをしっかりと持ちながらも、自身のビジョンも明確に持つ髪技理容師だ。

Profile

Soo(ソー)

TIGHT SWAG BARBERWORKS

理容師歴:7年
出身校:国際文化理容美容専修学校
出身地:沖縄県
得意技術:フェードカット・ハードパーマ
得意スタイル:パーマスタイル・ヒップホップスタイル・坊主スタイル
こだわり:ダブルライセンスを活かした刈り上げのグラデーション・トップの質感や動かし方・バランスづくり
趣味:格闘技

TIGHT SWAG BARBERWORKSについて

まずはサロンへの道順を案内しよう。東急田園都市線「三軒茶屋駅」の南口B出口の階段を上り、そのまま246号線を進行方向(駒澤大学方面)へ進む。左手の星乃珈琲店を過ぎたら左に曲がり、栄通り商店街を約300m直進するとY字路に出る。右手にある茶色のレンガのビルの外階段を上った2階がお目当てのサロンだ。

美容室では満足できないメンズに向け、床屋=バーバーの良さを提供したいという思いで作られたサロンは、ビジネススタイル、マッシュスタイルから話題のスペインカール、濡れパン・アイロンパーマなど、お客様がストリート/バーバーカルチャーを感じられるお店づくりをと考られている。

お店の簡単な紹介が済んだところで早速、Soo氏のインタビューを進めていくとしよう。

TIGHT SWAG BARBERWORKS Soo氏

理容師を目指したきっかけ

バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まずSooさんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。

Soo氏:よろしくお願いします。元々美容学校に通っていましたが、その中で美容師は女性メインの授業が多いことを感じ、このままだと自分自身の将来のビジョンが浮かばないことに気づきました。単刀直入に言ってしまうと、女性を相手にした接客に対して、あまり面白さを感じられなかったんですよね。
そんな時、前社で勤めていたサロンのオーナーに出会い、「理容師」という選択肢を知りました。そこでメンズに特化したサロンや男性向けのスタイルに魅力を感じ、ちょうど世間でバーバーブームが来ていたタイミングでもあったので惹かれていきました。正直、理容ってパッとしないものと思っていたんですが、フェードカットやカチッとした若者向けのスタイルが注目されているのを見て一気にイメージが変わったんです。この理容との出会い、タイミングが、今の自分をつくるきっかけになったと思います。

理容業界への思い

バーバーなび:理容業界全体に対してどのような思いや考えをお持ちですか?

Soo氏:理容業界には、最近フリーランスサロンや個人事業主の方が集まってできたサロンが増えてきていますよね。もちろんそれはそれでいいことだとは思うんですけど、うちはどっちかというと新卒の子を雇っているので教育サロンになるのかなって思っていて、その中で思うことが、できる人たちで固まって大きくなっていくっていうのも業界でのあり方のしてはいいのかもしれないですけど、やっぱりこの次の世代を育てる、取り入れるっていうのがめちゃくちゃ大変だってことを実感しているので、そこをもっと業界全体で10年20年後を見た時に重要視して変えていかないといけないなんじゃないかなって思います。
今せっかく盛り上がっていきたこのバーバーカルチャーをこれから先もずっと続けていくのであれば、もっと若い人たちを育てていくことが重要なのかなって思います。

バーバーなび:ありがとうございます。今後の理容の発展に向けてSooさんが取り組んでいきたいと思っていることがあれば教えていただけますか。

Soo氏:これからはサロンが主体となってやるイベントができたらいいなって思う部分もありますし、全体的に理容業界を発信する機会が少ないので、もっと外に発信していける動きをやっていきたいなって思いがあります。
そのためには僕的には雑誌に載るっていう、それも理美容師の雑誌じゃなく、カルチャー誌に載るってこ夢があるので、そこを目指したいなって思っています。
どうしても理容師向けの雑誌だと理容師しか見ないので、外に向けて発信するという意味ではお客さんに届かないと意味がないので、内輪乗りで終わっちゃうんじゃなくて、しっかり外へ発信していきたいなって感じですね。

髪技理容師としてのこだわり

バーバーなび:それではこだわりを教えてください。

Soo氏:理容師という仕事を、しっかりと一技術者であり、一接客業として取り組んでいます。お客さんには挨拶から始まり、最後まで満足して帰ってもらいたいので、表情や仕草にしっかり目を配りながら、細かな気配りや心遣いを意識して、居心地の良い時間を提供できるようにしたいって感じです。
あとは僕自身、アメリカのヒップホップが好きなので、それに掛け合わせたスタイルや坊主スタイルを好きでやっているため、その中でもダブルライセンスを活かした刈り上げのグラデーション・トップの質感や動かし方・バランスづくりなどはこだわっていますね。理容師だけの腕だと出せないような美容師としての腕も活かしたスタイルを提供できたらと思っています。

お客様へのメッセージ

バーバーなび:どのようなお客様にお店に来て欲しいですか?

Soo氏:こんな感じの雰囲気でやっているサロンなので、このスタイルに共感してもらえるお客さんにもちろん来ていただきたいですし、ローカルなこの地域に愛されるお店でありたいとも思っているので、うちは雰囲気的なものもあると思うんですけど、年配のお客さんが来られることが少ないので、幅広い層に来ていただきたいなって思います。キッズのカットもやっているので、家族ぐるみで来ていただけたら嬉しいなって思います。

バーバーなび:実際ご家族でいらっしゃる方もいるのでしょうか。

Soo氏:そうですね。意外かもしれないですけど、この街でやっていてもご家族で来店される方も中にはいらっしゃいます。三軒茶屋って自営の方が多かったり、独自のカルチャーがしっかり根付いている街でもあるので、そういうところに魅力を感じたのも、ここでサロンを構えたいと思ったきっかけの1つです。ある程度遊び心があって、自由な雰囲気の中でやっていても許されるような場所という印象があるんですよね。
それに、個性やカルチャーが混ざり合っている街というイメージも強くて、そういう面白さに惹かれましたし、他にも特徴のあるお店がたくさんある地域なので、負けないようにしないとなっていう思いもありますけど、そんな街で自分のサロンを持てたら楽しいだろうなって思ったんです。

未来の理容師に向けたメッセージ

バーバーなび:理容師を目指す若者に向けたメッセージをお願いできますか

Soo氏:大変な世界ではありますけど、まずは楽しんでやることが大事かなと思います。みんな理容の仕事が大変だっていうのは分かっていると思うんですけど、学生さんに向けて言うなら、今の学生さんって本当に技術が高くて、フェードカットもきれいに仕上げられる子がたくさんいるんですよね。それってすごく素晴らしいことだし、どんどん極めていってほしいと思います。ただ、あんまり仕事仕事し過ぎないっていうか、「やり過ぎない」っていうのも実はすごく大切です。
僕自身、仕事に夢中になりすぎてバランスを崩してしまった経験があるので、だからこそプライベートと仕事のバランスを、上手く取ってほしいなと思います。そこが崩れてしまうと、ストレスが溜まってすぐ辞めちゃうってことになってしまうし、それはすごく勿体無いので、長くこの仕事を続けていくためにも、無理をせずに適度に頑張ることが大切なんじゃないかなと思います。仕事も楽しみながら、自分の時間もしっかり確保することで、理容師としての人生をより充実させてほしいですね。
中には職人気質の多い業界だから「死ぬ向きで目指した方がいい」とかいう人もいると思うんです。実際僕も言われたことがありますし、そこの重要性もわかるんですけど、そこで無理して業界からいなくなってしまうっていうのは悲しいし、根性論すぎるところがあるので、そこは僕からは適度に頑張りましょうって感じで伝えたいです。
サロンワークが大事だし、技術が一番っていうのはもちろんあるんですけど、嫌いになっちゃったら終わりなんで、続けることが大切だから、人間的に面白い人になって、それが接客に活かせていけたらいいんじゃないかなっていうの思いがありますね。

バーバーなび:熱いメッセージをありがとうございました。

最後に

バーバーなび:本日はお忙しい中取材のご協力いただきありがとうございました。最後にSooさんからおすすめのメニューを紹介してもらえますか?

Soo氏:こちらこそありがとうございました。こちらでございます。

髪技理容師おすすめメニュージェリカールパーマ&フェードカット&シェービング ¥15630〜19500(ツーブロックの範囲により前後)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: -1563019500.jpg

モデル写真提供:TIGHT SWAG BARBERWORKS

髪技理容師おすすめメニュージェリカールパーマ&フェードカット&シェービング ¥15630〜19500(ツーブロックの範囲により前後)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: -1563019500jpg-1.jpg

モデル写真提供:TIGHT SWAG BARBERWORKS

髪技理容師おすすめメニュージェリカールパーマ&フェードカット&シェービング ¥15630〜19500(ツーブロックの範囲により前後)

モデル写真提供:TIGHT SWAG BARBERWORKS

店舗基本情報

店舗名TIGHT SWAG BARBERWORKS
住所東京都世田谷区三軒茶屋1-9-13
営業時間・定休日平日AM11:00~PM21:00(カット最終受付PM20:00)
土日祝AM10:00~PM20:00(カット最終受付PM19:00)
定休日:毎週月曜・不定休 月曜が祝日の場合は営業日となり火曜が振替休日
最寄駅沿線東急田園都市線
最寄駅三軒茶屋駅
電話番号03-6844-3653
ホームページhttps://tight-swag-barber.works

メニューや店舗詳細はこちらから


理容師特集TOPペー

G-NQ3470CRKN